モンスター妻 ってはよく聞くようになりましたよね。
イメージとしては、わがままでヒステリーっぽい妻、といったところでしょうか。
こんな、モンスター妻に人間扱いされずにいる夫は、攻撃されるがままで、支配されてしまっています。
いわば洗脳ですよね。
そんなヒステリーチックな妻に悩んでいる夫が、少しでも『離婚したい!』と思えているなら、コツコツと準備だけはしておいた方がいいです。
限界を超えたときに、何も手立てがないと、病気、あるいは自ら命を・・・・ということにもなりかねません。
最終的に離婚するか、しないかは先延ばしにしていてもいいんです。
ここでは、妻のヒステリーに悩む夫が、相談に来た事例をもとに妻に知られず離婚の準備をしておく方法を紹介します。
相談をしてほしい、と言った男性は、妻と結婚して10年。子供はまだいない夫婦とのこと。
夫婦の相談をするだけで、なにかにおびえている様子です。
話をしていても集中できない様子です。
こんな相談をして大丈夫でしょうか
どういうこと?
妻が知ったらなにか大事になったりするんじゃないかと・・・
でも、これ以上一緒にいられないと思っているんですよね
そういうことじゃなく、無理矢理連れ戻されたりしないかと・・・・
男性の大人が心配することでしょうか?
そんな話をしながら、なんと相談しながらぶるぶると小さく震えていたんです。
妻の方は、事業をしている家の一人娘で、仕事のつきあいがあった上司の口利きで一緒になったんだとか。
同じ九州出身だったということもあって、夫の方が多少気の強そうな妻の方を気に入ったので、結婚したんだそうです。
妻はしっかりしている割におおざっぱなところもあって、家の中がまるで片づかないんです。
ボクはそういうところが気になるので、ついつい自分でやっていたら、いつのまにか掃除や洗濯はボクの仕事になっていました。
おびえている男性は、妻がいつの間にかモンスターと化していたことを教えてくれました。
結婚してから、一度家計を任せたら、いまでは給料の振り込みは妻が抑えて、1ヶ月のお小遣いに2万円もらうだけ。
それでも結婚当初は、不意の出費があれば追加で出してくれることもあったんです。
でも「ありがとう。優しいね」などと甘やかしているうちに、追加のお金のことは一切聞いてくれなくなるばかりか、ふだんの態度にも変化が起きてきました。
たとえば、思い通りにいかないことがあると、ものに当たったり、夫に手をあげるんです。
家でパソコンに向かって仕事のデータ整理をして、話しかけてくる妻に上の空で受け答えをしていたら、突然突き飛ばしてパソコンを床にたたきつけたんです。
そうです。
モンスター妻は成長したんです。
最初はほんの少しだけ世間知らずのわがままでしかなかったはずだったのに、
放任しているうちにいつのまにかどうしようもなく凶暴なモンスターにまで育ってしまったんです。
ヒステリー妻には「離婚したい」という意思は伝えたんですか?
一度、夜中に家を放り出されて限界を超えたときに、「離婚したい」と言った事があります。
男性が妻に「離婚したい」と伝えた後も大変だったそうです。
そしたら、モン妻の方からの離婚条件として言ってくるのは、
「財産分与額は最低2000万円だ」と。
財産分与の相場や、分与額が2分の1と決まっていて、ローンを引いた残りがせいぜい150万円くらいだと言っても...
「私の心の傷は2000万円なの!絶対に奪い取ってやる!」
「ふざけんな!」と聞く耳持たずでした。
男性が結婚してすぐに豹変するのとは違って、モンスター妻が成長するのは10年程度はかかるので、モン妻離婚は30代以降の夫婦に多いんですね。
妻が時間をかけてモン妻になってしまうと、もう手に負えません。
草食系という言葉が使われるようになって、よく言えば「優しい」、悪く言えば「覇気がない」という男性が増えています。
その一方で、女性の強さが目立ってきているのが日本の社会です。
昔から「家庭に入ると女は強い」と言われたように、本当のところ女性が強いのはいつの時代も変わらないのかもしれません。
とはいえ、その強さにもトレンドがあるようです。
結婚してから10年近くたって、離婚の問題が出てくる30代以降で「モンスター妻」たちのヒステリックな横暴ぶりにはびっくりするところがありますよね。
このモンスター妻との離婚問題に発展するときには
の2種類にたいていは分けられます。
ただしひとことで「モン妻」とはいっても、そこには本当にさまざまなわがままがあって、単純にどれが悪い、とまとめることができないのも現実です。
典型的なモンスター妻は、自分は完璧で、間違いは一切認めず、夫に自分のやり方を押しつけます。
思い通りにならない場合には、これに暴力が加わるケースもあります。
DV(家庭内暴力)はもう男性だけが加害者だとは限らないんです。
専業主婦にモンスター妻が多いのも特徴です。
バリバリと仕事をこなすキャリアを持つ妻は、社会経験の中で自分を客観的にみたり、社会常識のようなものを身につける経験をしています。
でも、専業主婦は自分の世界が家庭だけになっているので、世間一般から見た社会常識を身につける機会が持てなくなってしまうのがその原因なのかもしれません。
ヒステリックな妻、というだけでも精神的な疾患を疑いますよね。
ですが、時間をかけて進化したモンスター妻になってしまったら、なかなか修復は難しいかもしれません。
妻のヒステリーがすごくなると、聞く耳をもっている優しい男性でもなかなか冷静になれないものです。
そこで、いっそのこと逃げ出してしまいたくなるかもしれません。
離婚は挫折ではありません。
挫折じゃないし、恐れるようなことでもない。
むしろ、嫌なことを我慢し続ける方が、よっぽど大変なことになります。
もちろん、妻のヒステリーが治まるようにしたい気持ちはあるでしょうが、最低限の離婚への準備はしておいたほうがいいです。
離婚したいと思いつつ、離婚を言い出した後は、二人で冷静に話し合うことが難しくなります。
離婚後の財産のことについてこじれて「離婚」も話し合えないとも多いです。
だから、離婚について話し合う前に、こっそりと家の財産チェックをしておいた方がいいです。
もし最終的に離婚したとなるとお金の問題は、財産分与で清算、という方法をとります。
法律上、財産分与は、婚姻期間中に築いた財産を夫婦で2分のずつの割合で分け合うのが原則です。
大まかでいいのでまずは、この家にどれくらいの夫婦での財産があるのかを把握することです。
現在のご自宅の価値は、売却してもしなくても財産に含まれます。
あらかじめ計算しておくと、有利に離婚条件を展開できる可能性があります。
攻撃され支配される中でコツコツ準備
女性が豹変してヒステリーになってしまうのも、結婚生活という環境の変化があるからかもしれません。
子供が小さいときには、自分の思い通りにならないことへのストレスがあるからかもしれません。
でも、ヒステリーな妻がいて家庭の中がギスギスしていて結婚生活が続けられないと思うこともありますよね。
モンスター妻にいきなり正面切って「離婚したい」と言っても、逆上されるのがオチです。
ヒステリーがすごくて受け入れる限界をこえた、と判断したなら、モンスター妻に知られずに離婚準備するのが最も早道かもしれません。
財産分与を計算するとき、ご自宅は売らなくても査定額が計算の基準になります。
お金の計算は知っておくと心の余裕が持てます。