結婚前に女性が「料理が得意なんです」と話していた。
男性からしてみれば”家庭的な女性”の印象が残りますよね。
その家庭的とも思える言葉が、結婚する気持ちになって結婚を決意したりして…
でも、実際に結婚してみたら、料理どころか
家事もしない妻になってしまった・・・
「夫が家事をしないから離婚したい」というのはよく聞きますが、妻が家事を全くしないという夫婦も少なからずいます。
結婚前の家庭的な印象を覚えている夫の方の気持ちは変化しますよね。
口では何も言わなくても残念な気持ちが増大
↓
ウップンが溜まる
↓
離婚したい気持ちがふくらむ
↓
ついに離婚へと・・・・
家事をしない妻への考え方は人それぞれですが、離婚するかどうかの分かれ目は
その妻と続けられる?がポイントです
カッとなって離婚を言い出す前に、自分が不利にならない準備だけはしておいた方がいいですよ。
ここでは、家事をしない妻と離婚したいと思ったとき、これからの対策について紹介します。
家族という共同生活をすると、「家事」は一人で暮らしている場合とちがって、すべき事が倍増します。
家事はする事が増えていくのが、共同生活です。
家事は大変なんです
家族でお互いの時間も考えて動かなきゃなきゃならないですしね。
さらに、幼い子どもがいる場合は、思ってもいなかった行動をとる子供に振り回されて、実は結構忙しいですね。
「専業主婦は三食昼寝つきでヒマだ」と言いたくなる時がありますよね。
夫は、家事の分担が少ないのが当然だという考え方に凝り固まっていると、イライラしてしまうことがあることもあります。
夫側として”妻が家事をすべきこと”と、妻側の考え方とが違っているからなんですね。
「妻は家事が大変だと言っているけど、するべき家事をしない」と言う夫の考え方が、なかなか夫婦で納得できないことが原因です。
その考えの元になっているのが、
『女性は、子どもが生まれたら家事や育児ができるのが当然』という考え方なんですね。
妻である女性側は
と考えている。
夫側は
と潜在的に認識し考えているんですね。
夫婦でそもそも考え方が違っているわけです。
男性である夫と女性である妻が、結婚して子育てする際にズレが生じているところです。
でも、結婚して、子どもを何人生んだとしても、掃除や食事などの家事や育児が得意ではない女性もいるんです。
女性としての妻が家事をすべきという夫の考え方とのズレが、イライラを増長させていることもあるんですね。
今の妻が、掃除もしないで、汚い部屋のまま住み続けることができる人だとは思わなかったですよ。
その人がどういう人なのかを知りたければ、部屋を見るとわかるって言われています。
部屋が散らかっている人は、気持ちも散らかっていて整理整頓ができていません。
夫婦で家事に求めるレベルが違うと「性格の不一致」という一言にまとめられてしまうのかもしれませんね。
法律上の、結婚の定義は「夫婦が協力して家庭生活を営む」関係だと考えられています。
よく言われるのは、妻の方が「夫が家事を協力してくれない」となげいている事の方が多いですよね。
家事どころかゴロゴロだけして、「疲れた」としか声にださない夫。
そんな夫の逆バージョンもあるわけです。
妻が家事をしない
というパターンです。
一日中外で働いて帰ってきたのに、掃除をした形跡すらなく、歩くのもやっとの部屋。
家事を一切しない妻は、夫に専業主婦として何も協力していないとみることができるでしょう。
家事を一切しない妻でも、夫の考え方や、家庭の環境でOKの場合もあります。
このような家庭では、妻が一切の家事をしなくても問題はないかもしれません。
妻が家事を全くしなくても、夫の考え方次第で問題になることもないです。
妻が家事をすべき範囲というのは、夫の考え方次第なんですね。
つまり、家庭生活で何の協力もしない妻の姿勢には問題があり!です。
一切の家事を放棄していて、夫の方が家事も仕事も子育てもしているとなると、離婚請求は認められる可能性は高いです。
日本での通常の家庭生活をみてみると、
というのであれば、「婚姻を継続しがたい重大な事由」になるでしょう。
離婚するのも選択肢の1つになりますね。
『なんでこんなやつと一緒になろうと思ったんだろう』
結婚前に見抜けなかった性質を、少しばかり自分が反省しながらも、離婚したいと思いつつあるかもしれません。
ただ、離婚を言い出した後は、夫婦二人が冷静に話し合うことが難しくなります。
特に、離婚についてすら話し合えないことも多いです。
離婚について話し合う前に家の財産チェックをしておいた方がいいです。
大まかでいいのでまずは、この家にどれくらいの夫婦での財産があるのかを把握することです。
電化製品など細かいものは後回しです。
その際には、現在のご自宅の価値をあらかじめ計算しておくと、有利に離婚条件を展開できる可能性があります。
「料理が得意」と言われて妻と結婚したのに、妻は家事を一切しないんです。
奥さんは共働き?
いえ、妻は専業主婦なんです。
なのに、掃除・洗濯もしないで、食事は毎日コンビニ弁当です。
「妻が家事をしない」というのは 離婚の理由 として認められるんですか?
民法で認められている「離婚事由」については、民法770条に定められています。
法律上は、「家事をしない」という状態が、婚姻関係を継続できないほどに重大な事由になるかどうかの判断が必要になるんですね。
ただ「家事をしない妻と離婚したい」という離婚事由は「その他婚姻を継続しがたい重大な事由」に該当するけど、決定打には欠けてしまうかもしれません。
妻が共働きだとか、専業主婦、パート勤務などそれぞれの夫婦によって環境が違うので、何が「重大な事由」なのかはそれぞれの夫婦によって違ってくることになります。
でも、この判断の基準は離婚裁判で使われるものです。
協議離婚だったらどんな理由でも離婚できるし、そもそも離婚届さえだせればいいから「妻が家事をしないから離婚したい」でもいいんですね。
(裁判上の離婚)
第770条
妻が全く家事をしない!
夫が不満に思ったときに、妻が家事をしないことで離婚できるかどうかは、妻が家事をすべき範囲というのがポイントになってくるんですね。
女性はみんな家事ができるわけではないです
妻が家事をすべき範囲を許容できるか、どうか。
そもそも、家事を妻がしなければならないというルールはありません。
それぞれの家庭環境によっても違うレベルのことが多いですよね。
とはいえ、お互いにねぎらいや簡単な手助けも、ありがたく思う気持ちも全くない夫婦関係だったら、何をどうやっても離婚という結論になってしまうかもしれませんね。
妻がしなければいけない家事は夫の考え方次第です。
妻の家事の範囲を、夫婦で考える限界点がどうなのか、が妻と続けられるかがポイントです。