知人友人や芸能人のカップルをみて「あの人たち、離婚怪しいね」という兆候を出している夫婦っていますよね。
仲がよさげにみえる。だけど、典型的な仮面夫婦で、離婚することはよくあります。
そんな離婚しそうな他人夫婦への直感も、自分のパートナーだとかえって「兆候」すら感じられなくなってしまうことってあります。
浮気やギャンブルの借金癖があったり、身体へのDVがあったりすれば離婚へまっしぐらなのはわかりやすいですよね。
でも、精神的DVだったり、家事の協力で夫婦で見解の相違があったり程度だと、離婚するかは微妙ですよね。
そんなギクシャクした関係にある夫婦の、典型的な5つの離婚前の特徴や共通点を、離婚の兆候として紹介します。
毎日の夫婦間でのやり取りの中で、ふと「これって離婚の兆候かも」って感じることがありますよね。
確実に「コレ!」っていうわけではないんですが、なんとなく離婚の兆候っぽいものを感じるんです。
そういう離婚の兆候は、ちょっとしたことかもしれませんけど、放置していると、泥沼の離婚劇につながることもありますよ。
離婚の原因で一番多いのは、性格の不一致です。
これは、結果的に離婚になった時に、振り返ってみると「性格の不一致」だった、ということなんですね。
実際には、離婚しそうだと思える夫婦の状態があります。
例えば、
こういう離婚前に離婚しそうな兆候が出ていれば、何とか対応もできそうですよね。
そんな離婚前に起こる夫婦の共通する5つの兆候とは、
です。
夫婦で一緒にいると、買い物や子供の教育方針やら、お金の使い道など、ちょっとしたことでも夫婦ケンカすることってありますよね。
夫婦喧嘩するにしても、大人の会話で、穏やかに、できるだけ怒鳴りあわない方が、お互いが尊重できる夫婦として関係はいいですよね。
ガチで言い合いをしたり、どちらかが折れるまで徹底的に罵倒しあうとしても、まだ離婚の兆候はMAXとは言えません。
我慢して相手にイラついているくらいなら、まだお互いに夫と妻の存在感があるからです。
離婚の兆候がMAXなのは、
夫婦喧嘩すらしなくなった
その時は、離婚の兆候はかなり出ています。
夫婦喧嘩もしないってことは、相手に関心がなくなっているからですか?
そうですね。
完全に夫婦としては、冷え切っているんです。愛の反対は無関心、と言われるあの状態です。
いわゆる家庭内別居に近い状態ですね。
家庭内別居も程度があって、夫婦喧嘩すらもしないとなると、完全に冷え切っている夫婦関係です。
心の中は、夫婦仲を取り戻すために解決策を練ろうなんて考えないんですね。
自分の家庭が家庭内別居なのかは、なかなか夫婦以外ではわかりません。
表面上は普通だったら、仮面夫婦ですからね。
離婚前に、家庭内別居状態から本当に別居をする夫婦もよくある流れです。
自分が別居しそうになる前には、こっそりと実際には住んでいる家にある財産の把握しておいたほうがいいです。
別居してから離婚する段階になって、財産分与などで分配する際にうやむやになったり、夫婦の財産が隠されたりするかもしれないからです
ざっくりでいいのでまずは、この家にどれくらいの夫婦での財産があるのかを把握しておくといいです。
電化製品など細かいものは後回しです。
その際に自宅があるなら、現在の自宅の価値と住宅ローンの残高はあらかじめ計算しておくと、有利に離婚条件を展開できる可能性があります。
不規則な生活環境も夫婦のすれ違いの生活リズムになりがちです。
すれ違いの生活リズムで離婚に至ってしまう典型的なケースは、「夫の帰りが遅い」場合ですよね。
夫の帰宅時間が遅いと、コミュニケーションが希薄になりがちです。
帰ってくるのが遅い、という理由は「仕事」か「浮気」。
ほとんどの場合、夫は疲れていることが多いです。
そこへ、妻のとにかく聞いてほしいマシンガントーク?が始まると、
「うるさい!」
この一言で、さらにコミュニケーションどころではなくなります。
すれ違いが多いと、夫婦の会話が減り、夜の関係もレスになりやすくなります。
夫は自分のことでいっぱいいっぱい。妻も余裕がなくイライラしている。
すれ違いの生活リズムによって、夫婦のコミュニケーションがなくなり、離婚の兆候が出ているんですね。
夫や妻が外出から帰ってきた時に、寝たふりをしてスルーさせる。
これも離婚の兆候が出ています。
それは、できるだけ関わりたくない無意識の行動だからです。
結婚まもない頃は、一緒の部屋で寝ていたんですけど「いびきがあるから」と夫婦で別室で寝るようになったりしたんですよ。
理由はなんでもいいんです。
何かと言い訳をつけて関わりたくないからなんですね。
特に女性である妻に多い、一緒にいるのもイヤという感情が、寝たふりという行動を起こさせているんですね。
結婚したころは仲がよかった夫婦でも、時が経つにつれて会話も少なくなり、けんかも絶えなくなってしまいます。
これからの生活は、
この3つの選択肢はしかありません。
仲のよかった頃があれば、元の夫婦仲に戻る可能性はあります。
→夫婦関係修復、改善に役立つコミュニケーション術
嫁姑問題は古くからありますよね。
夫婦仲が良くても、嫁姑関係が犬猿の仲で、うまくソリが合わないと離婚になる確率が上がります。
嫁姑の仲が悪いのは、どんな夫婦にも良くありがちです。
夫の母親は心のどこかに、妻に今まで手塩にかけた子供を取られた、という感情を持つこともあるからです。
距離的にも離れていて、嫁姑の仲が悪いのがたまに勃発するくらいなら、離婚の兆候は出にくいです。
例えば、夫の実家が北海道にあって、妻の実家が東京。
気軽に行ける距離ではないですしね。
反対に、夫婦で北海道の夫の実家の近くに住んでいる、というなら、離婚の兆候が高いです。
妻が何かあっても孤立無援状態で、夫が実の母親の姑の味方なんかしていたら、離婚の決断が出るのは時間の問題ですね。
夫婦で嫉妬深いのも、軽い緊張感が続くくらいであれば、かえって仲が良くなったりします。
お互いに、紳士的な男として、綺麗な女として魅力を磨いていくってことですね。
逆に、嫉妬深すぎて、相手の携帯の中までチェックしだしたりすると、離婚の兆候があります。
スマホや携帯は、夫婦でも不可侵の領域です。
嫉妬深くて、スマホや携帯のチェックをしないと気が済まないのは、ズバリ!浮気を連想するから ですよね。
実際には、浮気をしていなくて、友達と出かけるだけで嫉妬していたらどうでしょう。
間違いなく「いい加減にしろ!」「いい加減にして!」ということになってしまいます。
どうしても浮気や不倫が気になるのなら、相手に知られないように浮気チェックしましょう。
もし本当に、浮気かな?と直感したら、優位に立つための準備を始めましょう。
確実な証拠を集めると、離婚裁判までしたとしても勝つ可能性が非常に高くなります。
離婚する前の「兆候」は必ずある
5つの特徴があるギクシャクした夫婦だったら、離婚の兆候がありありです。
もちろん、離婚の兆候があるけど、『いつ離婚してもいい』気持ちで、夫婦が一緒にいるっていう選択はアリです。
お互いに自立していますからね。
いざ、離婚しそうだという時には、特にお金に関しての条件をしっかり決めさえすれば、離婚後でも生活に困る事はほとんどなくなります。
逆に、お金の事をしっかり把握しないまま、感情と勢いで離婚してしまうと、あとあと大変になってしまいます。
離婚しても、しなくても、精神的にも経済的にも自立して、1人でも生きていける力を持っておくと、離婚の兆候があったとしても自分の身を助けることになりますよ。