結婚していても、結婚する前でも、
「私のこと好き?」
と聞いたりすることがありますよね。
結婚しても何年も経つと、もしかしてマンネリかもしれない?
と思ったときに、「私のこと好き?」って聞きたくなったり。
そこには、純粋に、男性である夫の気持ちが冷めているのか、確認したい、と思う気持ちがあるのかもしれません。
でも、「好き」かを聞く心理は、もっと根深い問題があるんです。
それは、
愛されていることに自信がない
ということ
もっとダイレクトに言うと、自分が一方的に好きになる、最低な恋愛体質の女性の心理なんですね。
恋愛体質の女性の特徴は、受ける愛情を疑っているところにあります。
受けた愛情を受け入れることができないので、どんなに愛されていても、悲しい結末になってしまうんです。
誰といても、愛してくれない男と付き合っているようなものなんですね。
いつまでも「私のこと好き」なんて聞いていると、
「いい加減にしろ」
と言われ、離婚につながりかねません。
ここでは、結婚する前から「私のこと好き」と聞く女性であり妻である心理を、体験談を通して、詳しく紹介します。
妻の明美さん(仮名)は33歳、夫の俊一さん(仮名)は38歳の夫婦です。
夫の俊一さんは、結婚する前の付き合っている当初から、言葉で「好き」と言うことがありませんでした。
好意を言葉で表現することなく、愛を口に出して表現してくれなかったのです。
妻の明美さんは、結婚前は言葉で何度も、
「私のこと好き?」
と聞いていました。
その質問に、明確に答えない俊一さんでしたが、明美さんは、大切にしてくれていると感じていたので、俊一さんからのプロポーズで結婚したのです。
結婚したのは、明美さんが30歳になる直前の、ちょうど3年前です。
昨日も夜に「私のこと好き」と聞いたんですが、明確な返事がもらえませんでした。
夫の心理が知りたいです。
あなた、結婚して3年してもまだ「好き」や「愛してる」と聞いて反応を確かめるなんて、あきれられてしまいますよ。
ふとした時に
「私のこと好き?」
とふざけたように聞いても、
「結婚して3年たつのにまだそんなこと聞くの?」
と、笑って言われると、聞いたことを否定されたような気がした明美さんでした。
どうしても言葉で、「好き」と言って欲しかったのでしょう。
そして、夫の俊一さんの返事でもらった言葉が、「そんなこと」 と言われたことで、妻の明美さんは正直ショックを受けたのでした。
明美さんが「私のこと好き」と聞く心理は、愛を言葉にするのに年齢は関係ないと思っているからなんですね。
好きかどうかに年齢は関係ないですよね。
熟年離婚して、再婚する夫婦も今では数多いです。
結婚する前後では、多かれ少なかれ「好き」かどうかを確認する心理はあります。
夫の俊一さんが38歳だから恥ずかしいとか、妻の明美さんが33歳だから言葉にしてくれなけばわからない、というわけではないでしょう。
もともと男と女はどこまでいっても他人なんですよね。
他人同士だから、お互いに好きで居続けるためには「他人」という認識をひっくり返すために、言葉で「好き」かどうか確認したい、ということですね
例えば、女性である妻が
「私のこと好き?』
と聞いて、男性である夫が
「好きだよ」
と答えが返ってきたとします。
ここで、男として「好きだよ」と言った言葉を信用できるでしょうか?
「好き」と言ってくれたから、好きだと言う愛情も信用できる、と思えたりしますよね。
でも、好きだということが信用できているのなら、それはそもそも聞かなくてもいい質問であるわけです。
好きだと言う言葉を言ってくれないから、愛されていないわけではないんですね。
「好きだ」と言ってくれないと、受けている愛情を疑っておびえている状態の心理なんです。
とくに、恋愛が人生の重要な位置にある女性に多いんですね。
要するに、恋愛体質の女性の心理こそが「私のこと好き」と聞いてしまうんです。
結婚しても、愛せなくなったから離婚するという女性もいますよね。
「私のこと好き?」と男性に聞く女性が、「好きだ」と聞いても、自分の欲しい答えを信用することはできないんです。
そこには、愛される勇気がないからです。
女性には、自分が愛することは猪突猛進ですが、愛されることが怖い人がいますよね。
それが、恋愛中であれば、男性に向けられて、「好き?」と確認する
それが、結婚していれば、子供や夫に向けて愛情を確認する。
愛されたいと願っているのに、自分に向けられた愛情を疑ってしまうんですよね。
結婚して夫婦でもずっと恋愛関係を築ける場合とは、愛情を捧げることができて、愛情を受け入れることができている関係です。
愛することはできるのに、愛されることができない
女性である妻の方に、愛される勇気がないと、誰と結婚したとしても、誰と付き合ったとしても悲しい恋物語で終わってしまうんですね。
結局、「私のことが好き?」と聞く心理になるのは、自分が愛されると思っていないから、ということなんですね。
結果的に、愛し愛されるという、需給関係がうまくバランスが整っていないと、関係は成立しません
自己肯定感が低く、いくら愛されても受け入れることができずにいるからです。
自分が愛するだけに力を入れてしまう恋愛体質になっているということです。
結婚しても、その恋愛体質が抜けきれないと、夫に愛情確認というウザいことをしてしまうんですね。
たしかに、結婚してからいつまでたっても、「私のこと好き?」と言う妻は一見幸せそうです。
でも、恋愛体質でいると幸せにはなりにくいです。
急に夫から「離婚したい」と言われることがないように、最低な恋愛体質は克服したいですね。
もう冷めていて、離婚も視野に入れているくらい本腰なら、財産だけはおおまかに計算しておいた方がいいです。
離婚する時に、住宅ローンがあると、財産がゼロになる可能性もあります。
自宅が財産になるかをチェックする方法は、住宅ローンと自宅の価値を比較するだけです。
→住宅ローンがあるときに財産があるかのチェック方法