毎年一度はやってくる年賀状シーズン。
離婚したいと思って、別居してたり、離婚協議中だったり、しているときに、年賀状を出すのって気が引けますよね。
ましてや、調停とか離婚裁判なんかしていたら、家族として、相手の文字を見るだけでも違和感を感じたりします。
最近はそもそも年賀状を書くのすら、やめようと思う風潮もありますよね。
でも、送ってくれた人に返事をしない自分がイヤだったり…
年賀状付き合いだけの人も縁が切れちゃうし…
年賀状って、挨拶状みたいなものですよね。
その挨拶をしないことが、自分がイヤだな、と思えば出せばいいんですよ。
堅苦しくなくていいし、形式だけのあいさつ。
離婚したい時でも、年始の挨拶として、年賀状を出しておいた方がいい人に無難な年賀状デザインで出す、という基準でいいんです。
今回は、離婚したい時期に年賀状を出すことについて、体験談を含めてお話ししますね。
年賀状って縁起がいいものっていうイメージがありますよね。
年初めの挨拶だし、明るい話題を伝えたい、とか。
夫婦で不仲であっても、円満で幸せな生活を送っていると思えるようなツーショットの年賀状を送るものです。
年賀状には、「結婚しました」とか「子供生まれました」って凝ってるのもありますよね。
離婚って、自分は前向きに思っていても、世間的に暗いイメージですからね。
年賀状を送らないように、喪中のはがきとかをあらかじめ送るくらいです。
世間的にも年賀状は、明るい話題が欲しい前提なんですね。
だから、どうしてもまだ暗いイメージがつきまとう「離婚」の話題には、年賀状に触れたくない気持ちがあります。
離婚する時って、
「じゃぁ今日で離婚ね」
と、1日で終わるものではないです。
離婚届を出すまでに、相当な時間がかかるものです。
私は離婚訴訟まで経験したので、「離婚したい」と言い出してから、3年が経過していました。
その間も、年賀状シーズンって毎年あるんですよね。
ここで、自分に年賀状を出すか、出さないか、葛藤が起きるんですよね。
「離婚」とは内容が合わない「年賀状」
話し合いで離婚ができずに、この時点で夫婦仲はもうダメ。
調停でも不調。夫婦仲が復活するわけでもないけど、この時期に家族の名前がないのに、子供の名前がある年賀状を出す?
わざわざ「離婚したい」と思っているなんて、年賀状にはかけませんよね。
じゃぁ、年賀状を送るのをやめようか、というのも一つの方法ですよね。
メールやSNSが普及していいるし、発行枚数は年々減少しています。
スマホが出てきてから、年賀状を出すのはもうやめようと思っている人って多いですよね。
年賀状を出す枚数自体も、数字のデータを見ると年々減ってきています。
調べてみたら、2019年の年賀状も、東京五輪の寄付金付き年賀はがきがあっても、当初の発行枚数は前年比7%近い少なさで、約24億枚。
枚数は過去最高だった2004年で(44億5千万枚)から半分近くまで減っているそうです。
たった15年間で半分なんですよね。
例の感染症騒ぎでさらに枚数は減っているそうです。
年賀状なんて、こんなのもう、古い習慣でしょうって思えます。
離婚したい時だからこそ、年賀状自体を出さない方法もありますよね。
メールやSNSの方が、ポップでいい感じもしますよね。
もう、気の知れた友人には、気乗りがしなければ、義務感まで背負って、年賀状は出さなくても許してくれますよ ^ ^
ただ、わざわざ年賀状を送ってくる人には、送り返さないといけない気持ちにもなりますよね。
結局、
という気持ちに負けちゃうんですよね。
こういう関係の人たちには、年賀状を送られてきたら、無視するわけにはいかないですよね。
でも、こちらが、今、離婚したいという現状の報告までする必要はないですね。
離婚したからといっても、わざわざ年賀状に書いてみんなに知らしめる必要はありません。
通常の時候の挨拶でいいってことですか?
夫婦二人の関係について、法的結論が出た後、親しい方にだけ報告すればいいでしょうね。
そもそも、年賀状を送らない・送ること自体、法律的な問題になることはないです。
お世話になった人や年賀状付き合いの人に、無難な年賀状を出しておけばいいんですね。
別居中や離婚調停中だとしても、年賀状を単独の名前で出してもいいんです。
形式上、結婚していても、離婚したいと思って別居している時、子供を出産したら、単独の名前と子供の名前だけ書いて出してもいいんです。
挨拶ですからね。
文面は「今年無事に産まれました」と報告して、子供の写真を載せてもいいんです。
年賀状は、挨拶状です。
挨拶は気持ちいい受け答えができれば、それでいいんですよね。
離婚したい時期に気持ちいい挨拶なんかできない、と思っているなら年賀状を出さなくてもいいんです。
ただ、その年賀状を出さないことで自分が不快感を感じるくらいなら出してしまえばいいんですよね。
あえて、明るく振舞うことも必要ないですし、暗い文言を書く必要もないです。
あくまでも挨拶ですからね。
年賀状を受け取った人が、悲しい思いをするようなら、出さない方がいいですからね。
年賀状を出す、と決めたなら、パソコンのソフトを入れて、凝らなくても、今はたくさんのテンプレートから、自分にあった年賀状を選ぶことができます。
離婚したいと思っているときに出す年賀状は、デザインに家族の写真を入れない、ちょっとポップなイラストがオススメです。
→たくさんのイラストから選べる年賀状専門店はこちら
離婚したとしても、最初に出す年賀状も、わざわざ「離婚しました」と書く必要はないです。
→離婚の報告はどんな風にする?会社や友人・両親・親戚への報告の伝え方
子供が産まれてからは子供の写真もいっしょにつけて、元配偶者の名前だけ、抜いて普通に年賀状送ってしまうことです。
家族の宛名が、さりげなく一人減ってる年賀状を送って、時期を見て、話すべき時がきたら話せばいい。
送り合う同士は、たいてい大人ですからね。
年賀状の趣旨は、年始の挨拶です。
親しい人たちには、あえて送らなくてもいい風潮もあります。
どちらかといえば、年賀状を送ること自体、義理と人情で続けているようなものです。
離婚がきっかけで辞めてしまっても、法的なトラブルにもならないし、現実的にも年賀状でいざこざが起きる関係なら、切ってしまった方がいいです。
年賀状を出すか、出さないか、離婚したいときには迷ってしまうこともあります。
そんなときには、挨拶として出しておいた方がいい人に無難な年賀状デザインで出す、という基準で決めるといいですよ。
離婚を考えているのに、年賀状を出すか出さないかは、微妙な選択です。
もしかしたら、離婚を迷っている自分がいるから、年賀状を出すか出さないか、悩んでいるのかもしれませんね。
これから先、離婚を決断するか、しないかは、最後は自分で決めるんですよね。
「離婚したい」気持ちだけは持ち続けている。
でも、離婚しないほうがいいパターンの人っています。
お金の計算は知っておくと有利になりますよ。
ご自宅は売らなくても査定額が計算の基準になります。