かつて結婚したての頃、よく話し合ったり、会話はありましたよね。
「愛し合う」ということは、「話し合い続けること」です。
愛し合っていない
だから
→ 話し合いもできない
離婚の話し合いをしたい時というのは、愛し合っていないからですよね。
気持ちは「離婚したい」
でも
→ 話し合いもできない
これでは、いつまでたってもラチがあきません。
離婚に軽く興味があるときは、ドラマのようなある程度他人事の時だけです。
離婚が自分の現実となりそうなとき、特に一緒に住んでいる相手に離婚を切り出すのは、タイミングがすごく難しいですよね。
「離婚したい」と言われた方は、離婚に応じることなく、話し合いにも応じないことがあります。
離婚にしても、恋愛にしても、全ての別れは話し合いが成立しないことで起きるものです。
どうしても離婚の話し合いにならないのであれば、演技をするしかありません。
離婚の話し合いは演技から
ここでは、夫と離婚したいけど話し合いにならない場合に、どう演技して、離婚までこぎつけるかについて、詳しく紹介しますね。
離婚した芸能人がトーク番組で
「離婚に向けて話し合う期間が一番つらい」
なんてよくネタにしていますよね。
どんな人も離婚したいと思ってから、最初に言い出すタイミングが一番の難関点かもしれません。
離婚したい!って思いが大きくなっているんですよ・・・・
でも相手に、「離婚したい」気持ちを伝える前だからかもしれないですけど、
話し合いにならない んじゃないかって思っちゃうんですよね
『離婚』ってことを口にする時点で、冷静じゃなくなってしまっちゃう のは、言い出した方も言われた方も同じですからね。
冷静に話せる相手なら、それなりに大人の対応をしてくれるかもしれません。
でも、ふだん冷静な人に限ってテンパっちゃうとどうなるかわかんないものです。
離婚の話し合いに夫が応じないと思えるときには、離婚の話し合いをする一番つらいときかもしれませんよね。
これまでの夫の言動、周りからの情報などを収集しながら分析して、離婚の話し合いができるタイミングを自分が作り出すことを考えるのが最初のステップです。
結婚生活があんなに不満があっても、よく今まで続いたな、って思うこともありますよね。
離婚したい理由は山ほどあるのに、どうして今までしなかったんだろう。
やっぱり踏み切れなかった理由って何だったんだろうって。
みんな離婚したい理由もあれば、離婚に踏み切れない理由もあるものです。
離婚に踏み切れないときって、結局は今の生活で捨てたくないものがあるんですよね。
まだ、絶対に離婚!というレベルでないとしたら、心にあいた穴が大きくならないうちに、一刻も早くほころびを縫う必要があります。
もちろん、夫婦一緒にです。
当たり前のことですけどやっぱりコミュニケーションは大事です。
夫婦が愛し合うということは、話し合い続けることです。
その夫婦としてのコミュニケーションの話し合いができない。
話し合いができないなら、夫婦として愛し合っていないことそのものです。
ましてや、
というなら、次にすべきは、話し合いにならない状況を話し合いにもっていくステージにすることです。
結婚生活を振り返ることができたら、冷静に話し合いができる心が持てるようになります。
もちろん愚痴を言ったり、相談したり、迷ったり、それも無駄ではないですよ。
自分が冷静になって考えるのは
これは、本当に夫のせいなのか?ってことです。
お互いに不満をぶつけて話し合う中で、自分が相手に依存していたり、考え違いしているところにも気づけると思いますよ。
何も言わずにわかってくれる人
→いません
年をとっても仲のいい理想の熟年夫婦を思い描いて、何も言わなくても分かってくれる関係を想像しちゃうんですよね。
それは幻想ですね。あり得ないと思ってくださいね。
「空気のような存在」だからわかるはず、っていうのは人間の世界ではあり得ませんから。
たいていは、何回も言っているのにわかってくれないのが普通です。
人間のコミュニケーションってそんなもんです。
ましてや夫婦っていう環境って「相手がわかって当然でしょ」みたいに思っていると、我慢しか残りません。
でも、タイミングとか言い方をいろいろ考えてみると、相手も反応が変わってくるものです。
ところで、実際に自分が、
だんだんとわかってきたら、次にどうします?
相手のいやなとこも、離婚したい理由も、リストアップすると、かな~りいっぱいになりますよね。
「言ってもきっとわかってもらえないし、なにも変わらない」
と胸に秘めていたり、友人に愚痴をこぼしているだけでは、はっきり言ってどうにもなりません。
今の状況を変えたい、と思ったら、自分自身が動くしかないんですね。
自分の人生ですから。
離婚したいけどどうしても話し合いになりそうにないから、いきなり別居 状態を作っちゃうドラマのようなことをする人も案外います。
別居するときの悩みとして
など思い通りにいかないこともあります。
夫が会社に行っている間に、自分の荷物だけまとめて実家に引き上げてから離婚の交渉をした、なんていう人も聞いたことがありますよ。
夫が帰ってきたら家ががらんとして妻がいない、ってきっと驚きますよね。
でも、離婚の話し合いをするきっかけとしてはアリです。
離婚の話しが今までに何度も出ていれば、その後の話が早いですよね。
でも、自分が離婚したい気持ちを切り出さなきゃいけないときには、こちらの準備をできるだけ整えてからの方が、余裕を持って交渉できます。
だから、とりあえず別居して、お互い冷静さを取り戻すことも大切な期間ですよ。
責められたり、怒られたりすると、たいていは夫の方がすねるか逆ギレするだけです。
相手を変えようと思ったら、自分がしたたかになるくらいじゃないとムリです。
人生は演芸場のようなものです。
時には自分自身が役者になって 演技は必要です。
妻だったら、かわいくお願いしたり、思いっきり泣きまくる。
いつもの自分とは違うキャラクターを演じてみるんですね。
いろいろやって、離婚したい気持ちを残したまま、話し合いのタイミングを作るんですね。
男は仕事があるから演技もできますが、妻は夫ほど器用に演技ができないかもしれません。
このまま、不満をためにためて話し合いができない状態が続くと、結局、熟年離婚もできない、ということになってしまいます。
そうならないためにも、離婚したいけど話し合いにならない状態なら、夫婦の関係を演技でいいから、寄り添う状態にしておくことです。
シリアスに考えなくてもいいんです。
離婚という目的に向かっている役者になった気分で、すこしは楽しみながら演技するのがポイントです。
そうすれば、必ず離婚したい気持ちに応えた、話し合いのタイミングがやってきます。
せっかくタイミングを見計らったのに、離婚の話し合いができなくなってしまうケースもありますよね。
そんな時は、あせらずに少し時間を置いてから、あらためて話し合いを求める余裕を持つことです。
相手に強く離婚を迫っても、かえって反発を受ける結果になる可能性があります。
夫婦で離婚の話し合いができないと、家庭裁判所で離婚調停をすすめることになります。
やはり早く前にすすめたいなら、家庭裁判所に離婚調停を申し立てる方法もあります。
ただ、たいていの夫婦は、離婚するために家庭裁判所を利用しないで、簡単に手続きをすすめられる協議離婚の手続きを選んでいます。
あまり相手から結論を急かすことなく、じっくりと検討をしてもらう風な演技を演出できると、またチャンスがやってきます。
またタイミングを見計らって話し合いがまとまれば、離婚する意思が出てきたら、条件面で大きな開きがないかぎり、話し合いで離婚の問題を解決することが効率的です。
2度目のタイミングは、夫婦の関係が良くない状態にオヤ?と思わせて、時間をかけてでも演技をして時期を見計らうことです。
スムーズな話し合いは期待できないけど「離婚しよう」って言ってみよう。
離婚をこちらから切り出すタイミングはもう決めた。
離婚を言い出した後は、ほとんどの場合、夫婦二人が冷静に話し合うことが難しくなります。
最終的に離婚するには、離婚届を役所に提出しなければなりません。
でも、
そんなことってありますよね。
結局は書類の準備の面倒さを自分に言い訳して何もしない・・・
そんな時は、離婚届セットの郵送サービスを利用すると、一気に手続きは楽になります。
離婚届の予備分や、離婚の際に称していた氏を称する届、子供の養育に関する合意書など一式や、わかりやすい「離婚届チェックリスト」がセットになっていますよ。
離婚届など形式的なことがある程度形になってくると、なぜかわからないけどあせらず自分に自信が持てるようになります。
→離婚届セットの郵送サービス
離婚の話が進んでからは、特に、離婚後の財産のことについては話し合えないとこじれることも多いです。
離婚を話し合う前に家の財産チェックをしておいた方がいいです。
大まかでいいのでまずは、この家にどれくらいの夫婦での財産があるのかを把握することです。
電化製品など細かいものは後回しです。
夫婦間の大きい財産と言えば「お家」のときは、かならず準備をしておいた方がいいです。
借家なら、新しい家を探すだけですが、実際のところ、結婚後に住宅を購入して、その家をどうしていくのか、という点に頭を抱える人が多くいるんですね。
財産分与を計算するときは、
ても査定額が計算の基準になります。
少なくとも、現在の自宅の価値をあらかじめ計算しておくと、有利に離婚条件を展開できる可能性があります。
離婚したいけど話し合いにならないときは、演技をして離婚を切り出すタイミングを作ることに集中します。
離婚の話し合いをする期間が一番つらいのは皆同じなので、話し合いするタイミングは自分が動くしかありません。
離婚の話し合いのために別居する方法もあります。
ただ、何も言わずにわかりあえる夫婦はいないので、演技をして離婚を切り出すタイミングを作りましょう。
「離婚したい」と言い出す前には、すべき準備はきっちりしておきましょうね。