浮気をされたら離婚、と考える人もいますが、離婚したくはない、と夫婦関係の継続を決めることもあります。
そこで話し合い、となるわけですが、
夫婦のどちらも、離婚についての話し合いが必要なのは、
離婚したくない
と一方が思っていて、もう一方が
離婚したい と思っている場合です。
離婚を考えていなかったら、離婚の話し合いなんてしませんよね。
でも、話し合いで一度は離婚を回避できても、その後の生活で蒸し返したりすると、再び険悪な雰囲気になってしまうものです。
離婚したくないから話し合う、という時点では、
結果は「離婚する」「離婚しない」の2つしかないです。
離婚の話題が出てきたら、どちらの結果でも覚悟をして、準備をしておいた方がいいです。
ここでは、まだ離婚したくないけど、話し合いする中で、何を準備して覚悟するべきなのかを考えてみますね。
夫が浮気して、最初は離婚を考えていたんですが、話し合いを繰り返しているうちに、離婚をしたくない と思い始めたんです。
そうですか。
浮気の事実がわかると、最初は冷静になれないものですからね。
そのまま離婚に突き進む夫婦も多いですし。
離婚したいと思っていたけど、離婚したくない気持ちもある。
この時点での「離婚するか、しないか」の境い目は、離婚したくない、と思えるくらいまで話し合って、受け入れることができるかがカギにになります。
例えば、夫が浮気した場合、浮気相手に本気でなければ、夫もじきに冷静になってきます。
最初は、浮気したことを認めた夫が強がることもあります。
次第に冷静になってくると、
「子供達のためにも一からやり直して、自分を変える努力をするから」
と、泣きながらも「よりを戻したい」と言ってくるケースがよくありますね。
それで、
『家族でまたがんばろう!』
と、夫も妻も思って過ごす矢先に。。。
話し合いを何度かしていると、夫は 開き直って暴言 を吐いたりするんですね。
「疲れたからやっていけない。おまえのことも女としてみれない。」
と。
「離婚したい」とストレートに言うわけではないのですが、そのときの会話は、いたって普通で、日常会話だったりもします。
いつもイライラしていて、すぐに「離婚だ!」という夫とは違うんですね。
夫としても迷っているです。
休みの日は、家族で子どもたちを遊びに連れて行ってくれたりして。
こんなに普通なのに、私といると浮気だの暴言だのとか…
今は、私は夫に未練タラタラです。
家族を終わりにされたくない気持ち、わかります。
確かに、子どもに優しくて、いいお父さんを毎週やってくれているのに、
好き勝手に浮気されて、暴言吐かれて、気にくわないから別れるなんて、納得いかないですね。
でも、離婚したくないなら、夫を納得させるまで話し合うしかありませんね。
離婚が話題になって、離婚したくない気持ちから、相手を受け入れられるか、が離婚するか、しないかの境目になります。
修復できる可能性はありそうなの?
正直言って、今は難しいのかな、って思います。
離婚したくないっていう話が出るときの話し合いで、
喧嘩になると、浮気の話しを蒸し返してしまうので、
私への愛情が更になくなり、全く立たなくなったそうです。
どうにも修復できないのに、このままでいいから離婚しないで!と懇願している私がいます。
浮気に限らないのですが、離婚する話をしているときに、
昔の話を蒸し返されて、ネガティブな気持ちにならない人はいないんですよね。
相手が反省していることを確かめたいのかもしれませんが、
自分が、ショックのあまり、取り乱し方が尋常でなかったりするときがあります。
そうなると、離婚したくない話し合いになるたびに、悪循環になってしまうんですね。
旦那さんに依存しちゃっているのね。
もう浮気は終わったんでしょ?
話し合いで浮気の話しを出したりしているなら、しつこすぎる。
許さないからややこしくなるんでしょう。
終わったことをいちいち詮索するから、ご主人は面倒になるんですよ。
これからは、離婚したくないのなら話し合いを続けると同時に、仮に離婚されてもいいように覚悟を決めて依存しない自分を作ることですよ。
子供の事は大好きでも、妻の事は大嫌いっていう夫は多いです。
それは、原因が自分自身の浮気が発端でないこともあります。
夫婦生活の積み重ねをするうちに、子供に自分を差し出してもいいと思えるくらい愛情があるけど、妻にはそんな愛情すら持てなくなってしまっているんですね。
夫からすれば、感情的になって爆発する女とか、始末に終えないから話たがらないんです。
離婚について、どちらかが感情的になるから、話し合うことができない夫婦も多いです。
もう感情的に話し合いができないんです
一方が「離婚したくない」と思っていても、もう一方が「離婚したい」と思っていたら、もともと話し合いは無理ですよね。。
ただ、浮気や不倫をした方は、裁判まで持ち込むと、「離婚したい」と言える権利はないに等しいです。
だから、全てはされた方の気持ちひとつです。
「離婚したくない」と片方が思っていても、話し合いで出る結果は「離婚する」「離婚しない」の2つしかありません。
「離婚したくないから絶対説得するんだ!」という気持ちもわかりますが、どちらになっても覚悟をしておく準備をしておいた方がいいです。
特に、離婚したいと思いつつ、離婚を言い出した後は、夫婦二人が冷静に話し合うことが難しくなります。
特に、こじれると話し合えないことも多いです。
離婚について話し合う前に家の財産チェックをしておいた方がいいです。
大まかでいいのでまずは、この家にどれくらいの夫婦での財産があるのかを把握することです。
電化製品など細かいものは後回しです。
その際には、現在の自宅の価値と住宅ローンの残高はあらかじめ計算しておくと、有利に離婚条件を展開できる可能性があります。
夫婦関係を再構築したいと思ったら、いつまでも一人で思い悩まないことです。
いつもは「自分がこうしたい」よりも、「家族のためにはどうしたらいいのか」を考えているのに、と思っている気持ちでいる状態ですね。
「どうにかうまくやりたい」と自分の方が思っているうちなら、夫婦関係の再構築は可能です。
夫婦関係を再構築したい、と思うなら、ここで騒がずに冷静に対応することが重要です。
離婚したくないから話し合いをする、というシチュエーションの結果は、『離婚する』『離婚しない』の二つしかないので、案外シンプルなんですね。
離婚の原因で一番多いのは、『性格の不一致』です。
最終的には、どれくらい夫婦二人が話し合いで妥協できるか、によって『離婚する』結果になるのかってことなんです。
もうこれ以上一緒にいるのは耐えられない、と思った時に離婚に踏み切ればいいんです。
それまでは自分の考え方を変えて、相手を受け入れて、がんばってみるのが離婚の基準でもいいですよね。
離婚したいのに同意されない夫の気持ちも、わかってあげるくらいの余裕があるとやり直す確率は高いです。
離婚や復縁相談を弁護士などの法律の専門家にする方もいますが、彼らは法律のプロであって、復縁のプロではありません。
離婚したくない、という気持ちがあるのなら、夫婦関係の修復をためしてみる方法があります。
→夫婦関係修復、改善に役立つコミュニケーション術
夫婦の再構築で、後々まで引っ張ってしまうがちなのは、浮気や不倫です。
浮気が原因 で騒ぎ立てて、責める前に、冷静に自分自身を見つめ直すことからはじめましょう。
問い詰めるのは得策ではないです。
浮気した方が「ばれたかも」という思いが反省につながって、不倫の収束に向かうならいいのですが、多くの場合そうならないからです。
よくあるのは完全否定して、ますます慎重に浮気をすすめるパターンに進化します。
逆ギレ されて、居直りされたりもします。
または、追い込まれた勢いで、一気に夫婦関係の解消から離婚話に発展してしまったり、望ましくない方向に進んでしまいます。
不倫の恋は、追い込まれれば追い込まれるほど、「いけないことをしている」という罪悪感とスリル感があるので、恋愛の高ぶる気持ちと勘違いしてしまいます。
そして、「今までにこんなに人を愛したことはなかった」とさらに盛り上がるんですね。
浮気をされた方は、そんな盛り上がっている相手と対等に話をするなら、冷静にクールになるしかありません。
特に女性の場合は、自分が「話し合い」をしてると思っていても、感情的に押し付けているかもしれない、と思えるくらいクールに対応する必要があります。
浮気が原因で、話し合いをしても『離婚』という結論になりそうだと思ったら、証拠を押さえ、慰謝料を請求して、優位に立つための準備もしましょう。
浮気や不倫をした相手はすぐにでも離婚したいはずでしょうし、たとえ今、浮気を認めて離婚を回避できてたとしても、そういう性格の人は後々「証拠を見せてみろ」と、手のひらを返すことが多いからです。
探偵に依頼すると、確実な証拠を集めることができ、離婚裁判をしても勝つ可能性が非常に高くなります。
離婚したくない気持ちは、たった一つの夫婦事情から生じるものではないはずです。
わかりやすい浮気や不倫という事情だけでなく、性格の不一致というなんとなくわからない理由のこともありますよね。
もしかしたら、離婚しないように、面倒くさくならないように、体裁や、表面を取り繕っているだけかもしれません。
とりあえず、「離婚したくない」気持ちが通じて、「今は離婚しない」という結論になったとします。
結論が思った通りになっても、不安ですよね。
だから、話し合いで離婚を回避しつつも、逆の結論である「離婚する」精神的な覚悟をして、現実に準備もしておくことです。