離婚回避できない夫婦の信頼関係とあきらめるべき性格の人とは?

離婚回避できない夫婦の信頼関係とあきらめるべき性格の人とは?

夫婦の信頼のレベルと争いを生み出す性格がポイント

 

離婚だけは回避したい!

 

自己中心的? 性格の不一致?夫婦の性格は似てるときもあっても、全く同じということはないですよね。

 

だからこそ、結婚生活では小さな争いから大きな争いまで起きてしまうんですね。

 

それは理屈上は、みんなわかっているんですが、離婚となると話は別です。

 

子供のことや、自分の経済的な環境

 

いろんなことが頭に浮かぶと、とりあえず離婚するという判断は先延ばしにして、離婚回避したいですよね。

 

離婚回避するには、夫婦間の信頼関係争いを生み出す性格の程度がポイントになります。

 

ここでは、その離婚回避ができる程度はどれくらいなのか、紹介しています。

 

 

夫婦で意見の違いはかならずある

離婚回避するまえに夫婦の意見の違いは必ずある

 

恋愛中は、男女ともに、お互いに一生懸命にいいところを見せようとして努力しますよね。

 

でも、結婚して24時間一緒にいるようになると、恋愛時代には気づかなかった相手のだらしないところやイヤなところが見えるようになります。

 

一緒に生活をしていれば、お互いに意見の違いや気持ちの違いが原因で争いが生じることもでてきます。

 

 

恋愛中と違って、夫婦で結婚生活をはじめると相手のイヤなところが目立ってくるんですよね。

 

イヤなところが気になりだすと、我慢しきれずにケンカになって「争い」が起きてしまいますよね。

 

夫婦というのはまったく異なる環境で育った男女が一緒に生活するものですからね。

 

共同生活 をしている以上はある程度の争いは避けられないですよね。

 

だからちょっとした争いぐらいじゃ離婚はできない、ってことですよね。

 

夫婦でも多少の争いがあるのは当然ですよ。

 

まわりから見たら争いごとが表沙汰になっていない夫婦でも、心の中ではお互いに争っていたりもしますしね^ ^

 

それだけで離婚は認められないというのは一応当たっています。

 

でもその争いが 何度も繰り返される となると話しは違ってきますよね。

 

何度も繰り返すということは、お互いに態度を改めていないということですよね。

 

争っている時間が長くなればそれだけ気持ちが感情的になりますから。

 

争いの時間が夫婦の会話のほとんどになると、単なる夫婦ケンカではなく基本的な信頼関係が揺らいでいることのサインにほかなりません。

 

もしそこで夫婦の一方が、もう信頼関係を取り戻せないと感じたら、本気で離婚を考えることも十分あり得ます。

 

夫婦の信頼を破壊するような争いの内容なら注意

 

 

夫婦の争いの内容で、たとえばどんな程度だと注意が必要ですか?

 

ズバリ夫婦の信頼関係を破壊するような行為の内容ですよね。

 

夫婦の信頼関係を破壊するような行為の内容は、たとえば、

 

今では給料日に夫が家に帰る前に知人と飲んで、一晩で給料を全部使ってしまったというような例です。

 

家族は生活できなくなってしまうくらい、というレベルです。

 

家族の生活を危機にさらすような裏切り行為があれば、妻がそれを許しがたいのは当たり前で「争い」などという言葉で表現できるような生やさしいものではありません。

 

 

夫婦の基本的な信頼関係が破壊されたら、そこで起きる争いを軽く見ることはできないってことですね。

 

そうなんです。

 

「争い」の実状次第では夫婦関係の修復はもはや不可能で「婚姻を継続しがたい重大な事由」ありと判断されてしまうかもしれないので、十分に気をつけてくださいね。

 

どうにもならない性格も変えられない

 

 

夫婦間での信頼関係も重要ですけど、相手の 性格 次第ではどうにもならない場合っていうのもありますよね。

 

そうですね。

 

性格は人それぞれですけど、紛争を生み出しやすい性格の問題もあるかもしれませんね。

 

夫婦の育ってきた環境は違って当たり前なので、性格も違うのは当たり前、と頭の中ではわかってはいるんですよね。

 

夫婦それぞれの性格もそういった環境によって形成されてきた面もあります。

 

性格の違った夫婦、変えようもないときもあるかもしれません。

 

野田愛子さん編集の本で、「紛争を生み出しやすい性格」というものがあると言われています(「離婚を考える」有斐閣新書)。

 

この本で指摘されている紛争を意味出しやすい性格の例として、性格が偏った人で、結婚前から持っていた性格であることが多いようです。

 

生育史の観点からまとめて、次のようなことが言える、と書かれています。

 

  1. 愛情に恵まれなかった子
    親がいないような場合で、離婚による一方との別離も入ります。
  2. ゆがんだ愛情
    夫婦関係がうまくいかず、しばしば子が親の紛争に巻き込まれたような場合、愛憎が併存する状態に悩み、感情の円満な発達が阻害されて、人を素直に愛することができなくなります。
  3. 劣等感
    コンプレックスの強い人は、相手のちょっとした悪口に自分の尊厳を揺さぶられたように感じて、ひどい暴力を振るったり、執拗な攻撃を加えるようになります。
  4. 過保護
    主体性の乏しい、挫折と欲求不満に弱い性格に育ててしまいます。

 

紛争を生み出しやすい性格の人の場合は、やはり長い年月をかけてそうなった性格であるがゆえに、克服することは難しく、やり直しは困難なようです。

 

自己中心的性格の場合も同じです。

 

破綻した共同生活のやり直しも、結婚の時のような勢いに代わる忍耐が必要になります。

 

離婚回避をするには、

 

夫婦の間で基本的な信頼関係が必要なことと、

 

あきらめるべき性格を見抜くことも離婚を決断する一つの判断材料になりますね。

離婚回避の方法のマニュアルはこちら

 

やはり離婚かな、と思ったらまずは財産チェック

夫婦財産のチェック

 

離婚は回避したいと思いつつも、離婚を言い出した後は、夫婦二人が冷静に話し合うことが難しくなります。

 

特に、離婚後の夫婦の財産を分けることについては話し合えないとこじれることも多いです。
離婚について話し合う前に家の財産チェックをしておいた方がいいです。

 

ある程度、家にある財産を把握していると、心の余裕を持つことができます。

 

大まかでいいのでまずは、この家にどれくらいの夫婦での財産があるのかを把握することです。
電化製品など細かいものは後回しです。

 

その際には、現在の自宅の価値と住宅ローンの残高はあらかじめ計算しておくと、有利に離婚条件を展開できる可能性があります。


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