夫と離婚したくない、と思う時、たとえば
など、妻に自信がない時がありますよね。
矛盾した感情があるけど、夫とは離婚したくない
「離婚はしたくない」と思っているときに、自分がネガティブになるか、ポジティブに考えられるかで、結論は全く逆になります。
もちろん、夫と離婚したくないなら、ポジティブに考えられる状態でいることです。
ポジティブって?
それは、今の自分ってどうなの?ってわかるくらいの余裕があればいいんですね。
夫と離婚を回避するための事例をマネするして、いくらかの余裕が持てるくらいのポジティブさでいいんです。
ポジティブに前向きに考えるためには、あきらめることがキーワードです。
悲観的に考えていて、ハッピーエンドになるなんてあり得ませんよね。
ここでは、夫と離婚したくないがゆえにネガティブに考えすぎて離婚になった事例から、逆に修復する方法を紹介していきます。
美香さん(仮名 40歳)は、一つ年上の夫と結婚生活10年目を迎えるところでした。
でも、このアラフォー同士の長い結婚生活は、終わってしまいました。
結婚前にお付き合いしていた期間は1年弱、結婚してからおよそ10年の仲でした。
結婚当初は、夫も「早く子供が欲しいね」と、いわばあつあつとも言えるカップルでした。
でも結婚して4年目から、夫の浮気がだんだんに始まり、美香さんは不安と怒りの日々が続きました。
一度は美香さんは夫を許そうとしました。
ところが頭に「離婚したくない」という思いがでてくるたびに、逆に夫をひどく束縛をしてしまうようになるのです。
毎晩のように電話で居場所を確認をしたり、
不安定になってすぐに感情的になってしったり。
そんな美香さんを彼がなだめたり、という日々が何年も続いてしまいました。
夫が美香さんをなだめる生活から3年たったくらいには
「もう君は一緒に生きていくパートナーとは思えない」
と身体的な関係もなくなっていました。
それでも美香さんは、『ずっとよくなるのではないか…よくしたい』と、別居することもなく、一緒の家で過ごしてきまいました。
夫も調子がいいときは、「嫌いじゃない」ということで、ずっといろいろな場所に一緒に行ったり、買い物などをしてきました。
ですが、この夏、夫に
「もう、束縛されて、息つく暇もないくらい束縛される生活には、もう耐えられない」
と強く言われ、本当に終わりになりました。
ドロドロな別れ話のやりとりが続きました。
結婚数カ月前から同棲、結婚してから住んでいたマンションの部屋は解約され、美香さんも元夫もそれぞれ別のアパートに引き払いました。
そして、夫との連絡も途絶えました。
美香さんは、夫を許したくても許せず、かといって別れて離婚する決断もできませんでした。
醜かったし、みじめでした。
夫と離婚したくなくて、どうしても好かれたくて、納得のいかない仕事をやってみたり、
連絡がとれなくなると、
結婚して10年のうち7年間はそんな感じでした。
ほとんどの人が、いやな人間だと思うことはほとんどやってきました。
夫との最後の会話は、
「自分で選択したことだろう。人のせいにするなよ」
でした。
夫と離婚したくない気持ちが裏目に出すぎた自分に、後悔と憎しみと惨めさでまみれています。
7年前に夫が浮気をしたときに、なぜ離婚を考えられなかったのか。
初めての浮気から後も何人もの女性と関係を持った夫を、なぜ、そのままにしてしまったのか。
離婚調停で、第三者を入れて新しい人生を踏み出せなかったのか。
別居して冷却期間を置く、ということができまかったのか。
美香さんは、自分で自分をこんなふうにしたんだ、もう絶対に修復はできないんだ、と今は思っています。
夫と離婚したくないばかりに、すがりついてきた年月に、自分の醜い行動、自己嫌悪でいっぱいの状態です。
そして、3カ月くらい前から、新しい彼女と元夫が、幸せそうに新しい生活を始めていることを知り、惨めさに拍車がかかっています。
美香さんは、「私を大切にすることがなかった元夫」を許すことができていないばかりか、まだ混乱しています。
どうやって、人は愛する人の裏切りにあったときに、いさぎよく諦められる自分でいられるのだろうか。
人を信じるってどうしたらできるのだろうか。
そして、どうしたら本来の自分に戻れるのか、と。
美香さん自身は、女の醜さのカタマリでいる自分が、どこから再出発をすればいいのか、本当にわからなくなってしまっています。
きっかけは相手の浮気だった。
そうだったとしても、さんざん嫌がることをしておいて、
「どうしたら諦めることができるか」悩んでいる。
「あきらめるか否か」という選択肢の中間点を、諦める方法を探すことで、今までのような結婚生活に戻る方法を考えて悩んでいたんですね。
でも、あきらめる方法なんてものはありません。
「諦めなくていい方法=今まで通りの結婚生活」が見つからないで、頭を抱えて悩んでいるだけ。
もう、あきらめる方法云々ではないんですよね。
もう「あきらめるしか」選択肢がないので、あきらめざるをえないだけなんですよね。
これから先に自分が前に進むには、あきらめる方法を考えるんじゃなくて、「あきらめるだけ」なんです。
そうは言っても、結婚生活ってなかなかあきらめるってできないんですよね。
あきらめる=離婚、だと思うとやっぱり「離婚したくない」という結論になってしまいます。
あきらめることができないのは、相手に「期待」と「希望」を持っちゃってるからですよ。
もうダメかもしれない、でも、夫と離婚したくない
こうやって、あきらめきれずに苦しめているものは、相手に対しての「期待」と「希望」です。
でも、その「期待」と「希望」は現実にはない幻想でしかないんですよね。
現実にない幻想にすがりついていても、現実の中で生きていくことはできないです。
浮気された後は、疑心暗鬼になって相手を束縛したくなる気持ちは、よくわかります。
もし子供がいたら、目をつぶって子どものために離婚しない考えにもなりますよね。
でも、自分がネガティブになってしまうと、マイナスの面に焦点をあててしまいます。
すると
マイナスイメージのまま、「前向きな」という言葉を追加することはできません。
改善して変えようと思っても、逆に方向違いに向かっているだけなんですね。
なまじっか、改善のために、期待や希望なんか持ってるから、逆に自分が傷ついてしまっているのが、ネガティブな状態です。
もう、改善どころか絶対に修復不可能にもなって、夫と離婚したくないのに、離婚する結末になってしまうんですよね。
夫と離婚したくない、と思ったら、どんな人でも少しは後ろ向きに考えてしまうものです。
夫と離婚したくない原因って、たくさんあるはずです。
夫と離婚したくない理由の中には、どうしてもネガティブな要素って入ってきますよね。
でも、うまくあきらめることができれば、ポジティブにこれから先のことを考えることができます。
現実を直視して、あきらめることができないのをあきらめることが、前向きなことなんです。
そう考え方が、変われば、夫との離婚を回避する方法が生まれてきます。
離婚の体験例で言えば、
夫の浮気が発覚した時点で、
などの方法も考えつくんですよね。
夫と離婚したくないと思っても、もし少しだけでもポジティブな気持ちがあれば、元どおりに修復する方法も考える余裕も生まれてきます。
離婚調停というと、ほとんどの人が、夫婦で話し合いで離婚の決着ができないからする、と思っていますよね。
でも、実際の調停委員に聞くと、調停に持ち込まれた案件の中でさえ、2割は離婚せずに元に戻って結婚生活を続けているんですね。
それを考えると、調停で不成立した夫婦の中にも、離婚訴訟しないで、再び離婚せずに結婚生活をしている場合も多いんですね。
夫と離婚したくないのなら、その離婚を回避できた事例を真似すればいいんです。
妻が、ネガティブにならず、前向きになっていればできることなんですね。
心の余裕を持つために、少しでもポジティブになって、あきらめることをすれば、夫との離婚を回避できる可能性が大きく広がります。
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夫と離婚したくない気持ちがあるなら、多かれ少なかれ情はあるはずですよね。
その表現は、自分がネガティブになるか、ポジティブになるかで、結論が真逆になってしまうのが離婚です。
夫と離婚したくない気持ちが大きすぎてし失敗した(体験談)では、ネガティブな面が「夫の束縛」となって表現されてしまいました。
結果、夫婦関係が修復できずに離婚し、離婚後も混乱してしまっています。
夫と離婚したくない気持ちがネガティブに向くと絶対に修復は不可能です。
夫と離婚したくない気持ちがポジティブなら修復は可能です。
「あきらめる」心の余裕があれば、夫と結婚生活を修復できます。
自分がネガティブなまま、ハッピーエンドな結末はあり得ません。
自分が修復を壊した後悔は、「あきらめる」ことで回避できるかもしれませんよ。
財産分与を計算するとき、ご自宅は売らなくても査定額が計算の基準になります。
お金の計算は知っておくと有利になりますよ。