離婚すると言ってから、離婚調停にまで夫婦のもめごとが進んでしまうと、
「もうもとにはもどれないかもしれない」
と思ってしまいますよね。
ところが、調停は調停委員という第三者が介在しているので、
夫婦で直接話をしないことが、かえっていい方向に進むこともあるんですね。
直接話さないからこそ、駆け引きができるんです。
実際に、調停委員の人の肌感覚で、8割の人は最終的に離婚してしまうそうです。
ということは、実は調停まで進んでも、2割の人は離婚という結論には達していないんですね。
調停から夫婦関係が修復できたパターンをみてみますね。
そもそも離婚の話がこじれたから、調停まで進みますよね。
そこで、離婚調停まで進んだにもかかわらず、夫と関係を修復した方も少なからずいるのも現実です。
夫婦関係を復縁した、というところでしょうか。
今、離婚調停 中なんですけど、夫とは離婚しないで修復というか、もとどおり 復縁したい んです。
離婚は調停まで進むと、そこから半年は離婚で夫婦がもめる、というのが平均的な時間ですね。
その調停も、どちらか一方が「離婚したくない」という意思を持っていたら、さらに調停期間が伸びることが多いです。
離婚調停は、夫婦二人だけの話し合いじゃなくて、
「調停委員」という第三者を交えての夫婦の会話、のようなものともえいるんですね。
だから、夫婦がお互いに冷静になって話すことを考える時間もあるからかもしれません。
そもそも離婚したい、とどちらか一方が思ったときに、調停まで進むケースというのはたった2つしかありません。
それは、
です。
離婚調停まで進むケースはこの2つのどちらかなんですね。
第一のパターン、離婚の話し合いがついている場合は、いずれ決着がつきます。
離婚する意思が、夫婦ともにある場合です。
いざこざがある理由が、例えば財産分与・養育費などのお金など、離婚の意思以外にあるので離婚調停の内容がわかりやすいからです。
裁判まで進んでも、結論は「離婚する」と見えているので、イザコザはあるにせよ、精神的にはそれほど悩みはありません。
ところが、「離婚したくない」という思いがどうしてもあるけど、相手の方は「離婚したい」と思っていると、協議で離婚することができなくて、調停まで進んできます。
「離婚したくない」という思いとは?
離婚したくないと思うには思いつく限りで、いくつか理由があるはずです。
などなど、、、、
妻の立場からすると、子供がいると離婚の意思をためらうのがわかります。
子供にとっては両親がそろっている方がいいと思うところがありますからね。
違う理由でも、離婚したくない思いがあると、真っ先に考えつくのが、
悪いところがあるなら言って
って言いたくなりますよね。
何で?どこが悪いの?
って。
その理由は、実は夫が求めているものと、妻が理解していることの違いなんですね。
夫が求めているものは「感情とうまく付き合うスキル」です。
感情とうまく付き合うスキルの中でも、夫が嫌だと感じることがわかれば、調停が進んでいく中でも離婚を回避して夫と元通り修復できることは案外簡単です。
離婚したくないと思っていると、反省の態度を出してしまいがちですよね。
離婚したくない一心でさらにあからさまな条件を吊り上げてくる可能性もあります。
「誠意を見せて欲しい」という言葉は必ずしも「反省の態度をして離婚の同意をしてくれ」とは限りません。
感情とうまく付き合うスキルを知って、感情のコントロールができれば、夫婦関係が崩れたところから脱却する方法もわかりますよ。
その方法は離婚したくないと思っていた妻の方が、実際に離婚を回避した方法をまねすればいいだけです。
離婚調停をしていても、気がつけば復縁がありえます。
→夫婦関係修復、改善に役立つコミュニケーション術
駆け引きができる離婚調停
夫と離婚しないで元通りに修復したいと思ったら、離婚調停をうまく利用することです。
夫婦二人ではない第三者の調停委員が話し合いに立ち会ってくれる、とクッション材のかわりになるようなイメージですね。
うじうじと、夫が言ってきたことを真に受けて結婚生活の反省の態度だけだと離婚まっしぐらですよ。