成長した妻が離婚を本気で考えるのは「信頼」が欠けたとき

成長した妻が離婚を本気で考えるのは「信頼」が欠けたとき

信頼がなくなったとき妻は夫とは「別の人生」を考える

夫を信じられなくなった妻
夫婦生活でもっとも大切なのは 信頼 ですよね。

 

この信頼を軽視していると、夫の方は妻に取り残されて、結果、離婚に至ります。

 

女性は、子供ができると、妊娠・出産・授乳・育児というプロセスを通過します。

 

これだけでも試練としては厳しいものです。

 

というのは男性には、とうてい実感できるものではないからです。

 

だから、夫婦の心の中での成長は、妻が妊娠した瞬間から差がついている、と考えることもできますね。

 

だからといって、女性の人生は悲しいものということでは全くありません。

 

子育てという大変な作業には、必ず大きな見返りがあります。そして、喜びがあります。

 

そもそも、人間のDNAには、あらゆるものをなげうってでも子育てにエネルギーを注いで、そこに満足を見いだすように働くようにプログラムされています。

 

このプログラムがうまく働かず、育児放棄や家事放棄をする妻は、

 

目の前のことを自ら避けることで、見返りや喜びを放棄しちゃっているんですね。

 

極端な場合には我が子を遺棄したり、虐待するという悲劇もあります。

 

ほとんどの場合は、そんなことはなく

 

「子育ては大変だけど何物にもかえがたいよろこびがある」

 

大多数は感じているのです。

 

妻が夫に離婚という見切りをつけるのは、夫が未熟で成長しないことではなく、

 

信頼関係がなくなったから、という事例を、離婚体験談をもとに紹介します。

 

 

未熟でいられない

 

子供が成長するにしたがって、子供が親に課題をさまざまな形で与えてくれます。

 

この課題の何度が高まるたびに、それまでは「できなかったこと」が「できる」ようになります。

 

「受け入れられなかったこと」が「受け入れられる」ようになります。

 

というより、なりたくなくても、ならざるを得ないんですね。

 

そうでなければ、子供も自分も家庭も破綻してしまうからです。

 

これが、人間としての成長なんですね。

 

子育てで女性だけが関わっていると、この部分で女性しか成長しなくなってしまうんです。

 

妻だけが成長する典型例

 

子供が、親を人間として成長させてくれるのですが、

 

もし、父親である夫がこの子育てに参加しない場合にありがちな典型例を出してみました。

 

「子供のことは母親のすることだろ。子供のことはおまえにまかせたから。

 

ほらほら、また泣きわめいているぞ。

 

うるせえったらありゃしねぇ!成長した妻が離婚を本気で考えるのは「信頼」が欠けたとき

 

おまえのしつけがなってないんだよ。

 

こっちは仕事で疲れているんだから。

 

これじゃぁ家にいたって疲れるだけだよ。疲れちったよ。

 

おい、ちょっと外に行ってくるから金くれ。」

 

こんな感じで、夫が妻に話している場合、妻の心の中ではいつしかウミが出てきます。

 

いつでも離婚できるように密かな準備が開始されます。

 

子供への影響がわかりやすい

 

子供はどんなに適切な親心で子育てしても、まったく問題なく成長する子供はいません。

 

かならず何度かはさまざまな形で問題が表面化します。

 

特に、成長期から青年期は子供にとっても親にとっても混乱の時代です^^;

 

よく聞くこともありますが、

 

「この子には反抗期もなくて・・・・・」

 

っていうのはいわゆる親の都合から見たいい子ですからね。

 

後々とてもやっかいな状況になるかもしれません。

 

たいていの場合、思春期の子供の成長では、どんな母親でも多かれ少なかれ混乱して戸惑います。

 

  • 成績が急に下がる。
  • いい子だった言動や生活が荒れる。
  • 親に理解できない罪になりそうなことをしている。
  • 不登校、引きこもり、非行、神経症、、、、、

 

ここで、今までのやり方では通用しないときに、親としては戸惑ったり、あせったり、不安になったりします。

 

「親としてのあり方」が問われるんですね。

 

そこで、説得や叱責で押さえ込もうとして、ほとんどの場合失敗に終わるという。。。。

 

過干渉・過保護なお母さんだと、常に指示して命令して、先回りの干渉なんかしたりして。

 

頭の中ではわかっているけど、どうしても感情的になってしまう。

 

感情が暴走してしまう。

 

叱ったり怒ったりしたりしてはいけないと、頭で理解していながら自分の心がコントロールできない

 

そんな状態になってしまうときがあります。

 

妻の責任にする夫

 

そんなときでも、 夫は相変わらず妻の責任 にしてしまいます。

 

夫自身は関係ない、といわんばかりに。

 

ここなんですね。

 

妻が夫と心の成長が大きく差がつくときって

 

この時期の妻である母親は、自分の感情が子供の心を傷つけ、暴走しがちであることを痛切に学びます。

 

同時に、「大人とは、相手の状況に配慮して自分の感情を引くことができるもの」ということが気がつくんです。

 

そうなると、子供の状態に一喜一憂しなくなると同時に、あらゆることにゆったりと余裕をもって取り組めるようになるんです。

 

大半の父親である夫は、子供の問題への対応の全てを妻に任せっきりにしがちです。

 

子供の感情を受け入れたり、父親としてのこれまでの自分を見直したりしないし、

 

「おまえの育て方が悪かったからこんな子になってしまったんだ。」 

 

と妻を非難したり。

 

妻が子供の心と向かい合って人間的な深い成長をしている一方で、夫は成長のチャンスを無視して未熟なままでいたんですね。

 

結果として、妻が夫を見限る可能性が高まります。
離婚へと向かうんですね。

 

感情をコントロールできるようになった妻は、形式的な結婚を持続しているとしても、「夫とは別の人生を生きることにしよう。」と決意することになるんです。

 

「離婚する」引き金になるのは「信頼」がなくなったとき

 

典型的なありがちな展開ですが、これだけでは離婚するほどではなく、

 

しばらくこのままにしておいてもいいか

 

って思える状況といえるかもしれません。

 

ここで、「離婚」に突き進む引き金を引いてしまう夫とは...

 

「信頼」を破壊するような行動にでてしまう夫 です。

 

妻の信頼を失う夫の行動

 

たとえば、

  • 妻がやっていること、やろうとしていることにいちいち干渉する
  • 妻の日常や行動を詮索する
  • 妻の自由を束縛する
  • 妻の充実した日々に嫉妬して足を引っ張る。
  • 妻の人間としての自尊心を踏みにじる

 

こんな時に、妻はもう戻ることができない一線を越えて、「離婚」に至ります。

 

成長した妻は、自分の心を自分でやりくりできる、という自立の意味までわかっているので、すでに夫への心理的依存から解放されています。

 

「夫がどうであっても、私は私の人生を生きる」

 

って思っているんですね。

 

だから、夫が未熟でもいちいち目くじらを立てません。

 

仕事を言い訳にして家庭に関わらなくても、
つきあいで夜遅くても、
休みも自分の趣味や遊びに熱中していても、
お酒を飲み続けても、
テレビやゲームにはまっていても、
目くじらを立てません。

 

むしろ、夫が

 

干渉・詮索・束縛・嫉妬・妻の自尊心を踏みにじる

 

妻が離婚を決定的にするのは、夫が妻の心の進歩をさえぎったときです。

 

夫婦の「信頼」を壊して離婚した例

 

夫は子供ができても妻に任せっきりにしていた典型的な人でした。

 

妻の姿がなければ、洋服の着替えがどこにあるかもわからない夫は、妻が外出することさえも嫌がりました。

 

いつもは子供の世話を拒絶するわけでもないし、家事の分担もしないわけではありません。

 

けれど、妻が外出するとなると、機嫌が悪くなり、彼女の不在中の子供の世話や家事分担にはきわめて非協力的でした。

 

そんな状況でも、妻は夫にとても辛抱強く理解を求めました。

 

それは、まるで子供をあやすような接し方でした。

 

次第に、夫もいつしか妻の単独での外出にいちいち不機嫌になることはなくなりました。

 

このときには妻は

 

「これだったらまだ彼との生活を続けられるかな。もっといい夫婦になっていけそう。私自身の人生も開けていけるかも。」

 

と思うようになり、縮んでいた夫への愛情も少しずつ膨らみ直し始めていたのです。

 

ところが、夫は最大級のミスを犯してしまいました。

 

夫は妻のバックの中身を探ったり、携帯電話の着信・発信履歴やメールをチェックしたりするようになってしまったのです。

 

もちろん妻は怒り、抗議しました。

 

けれど夫は反論したのです。

 

「後ろめたいことがないなら、誰が見たってかまわないじゃないか。それとも何かあるのかよ。」

 

「隠し事などしていない。でも夫婦だって犯してはならないプライバシーがあるはずじゃない。盗み見するなんて、信頼の土台を破壊することよ。」

 

 

奥さんの主張はもっともですよね。

 

極端にいうと、実際に隠し事があったかどうかは問題ではないんです。

 

夫は妻の言動を独占欲で束縛して支配して、自分の思い通りに行動させたかったんですね。

 

自由を認めず、妻の意思が働いていなければ、本当の愛情というものは引き出せないんです。

 

この出来事がきっかけで、妻の夫への愛情は急速に、そして決定的に萎え、ほどなくして別居しました。

 

そして、妻が子供を引き取り離婚となりました。

 

離婚から2年ほどたって、妻の方は経済的には大変そうですが、

 

子供たちがみんな小学生になったので、「これからはもっと働ける。なんとかなるわ。」と思っています。

 

夫婦であっても、相手のプライバシーを疑心暗鬼で詮索してしまったら相手の心を深く落胆させます。

 

最初は気がつかないかもしれませんが、それをしてしまった自分自身のこころも深く傷つけ惨めにしてしまうんですね。

 

最も取り返しのつかないミス。

 

疑心暗鬼のなかでの詮索、盗み見。

 

夫婦間でも「離婚」という結果になります。

 

離婚したいと思ったらまずは財産チェック

 

信頼のできない夫と離婚したいと思いつつ、離婚を言い出した後は、夫婦二人が冷静に話し合うことが難しくなります。

 

特に、離婚後の財産のことについては話し合えないとこじれることも多いです。
離婚について話し合う前に家の財産チェックをしておいた方がいいです。

 

大まかでいいのでまずは、この家にどれくらいの夫婦での財産があるのかを把握することです。
電化製品など細かいものは後回しです。

 

その際には、現在のご自宅の価値と住宅ローンの残高はあらかじめ計算しておくと、有利に離婚条件を展開できる可能性があります。

 

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成長した妻が離婚を本気で考えるのは「信頼」が欠けたとき(まとめとアドバイス)

信頼がない夫婦は離婚に至る

 

妻が離婚を決定的にするのは、夫が妻の心の進歩をさえぎったときです。

 

妻が本気になって離婚したいと思うようになるのは、夫婦間の信頼がない、と心から思ったときです。

 

その典型例が、夫が妻を干渉・詮索・束縛・嫉妬し、妻の自尊心を踏みにじる行為に出た時です。

 

夫の態度に悩みや不安から、妻が頭と心がキリキリしたときに成長しはじめるんですね。

 

そこで離婚をしない方向へ進むなら、早めに整理してしっかりと信頼関係を築いていくことができる環境にすることが大切です。

 

反対に信頼関係が破壊されたら、妻が離婚を本気で考え準備したほうが長い目で見れば幸せになれるはずです。

「離婚」を言い出す前にする『離婚』を考えたときすべき準備とは