不安が解消する子連れ離婚の準備
悩むのは当たり前
できるだけの準備で不安がなくなる
離婚するにしても、子連れ離婚だと、どうしても躊躇してしまいますよね。
経済的なことや、今後の生活面での精神的なことなど不安要素がいっぱい出てきます。
特に子供が小さいうちだと、大きくなるまでのお金や生活環境、自分の仕事をどうするか、
など不安なことで悩んでしまいます。
でも、いくら悩んでもネガティブな感情しかわいてきません。
実際に離婚してからの生活をしないと、不安なことが現実にはなりません。
離婚したら、精神的には楽になることの方が多いものです。
ポジティブに考えるには、できるだけ離婚後の準備もして、不安を少なくしていくだけです。
ここでは、子連れ離婚でも、しっかりと準備をして離婚するだけで
不安が解消する考え方と方法を紹介します。
とくに子連れ離婚は悩むのが当たり前
「離婚しないと私は幸せになれない」
「でも、離婚したら将来やっていけるか不安・・・」
それくらいの気持ちが身にしみて感じるくらいまでは、悩むのは当たり前です。
特に、子連れ離婚だと、今後のことを考えてしまうから、さらに悩みは大きいです。
もし、離婚したいと思って、迷っているときは一人で抱え込まないで自分にあった相談をするといいです。
我慢して今の生活を続けて、あとで後悔しないためにも、離婚の相談はした方がいいんですよね。
相談相手は一人一人の状況によって違います。
間違えた相手に相談したばかりに傷つけられたり、いやな思いをしないように、
今あなたに必要な相談相手が誰なのかを、あたってみることからはじめるといいですね。
相談は一カ所だけで完結するものではありません。
ただし、順番を間違えて相談に行くと、
無駄な相談料や時間を使って後悔することになりかねませんから気をつけてくださいね。
無料で離婚の法律相談を受けたい
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どの相談先も真剣に離婚の相談をしてくれます。
子連れ離婚の準備
子連れ離婚の場合は、
子供がいない夫婦の離婚や子供が独立してしまった熟年離婚と違って、
いつも近くに子供がいることが悩みのタネになります。
そして、子供が親の手を離れるまで、継続して毎日一緒にいることになるので、
準備は周到にしておかないと、自分だけでなく、子供にも大きなショックを受けさせてしまうことになります。
一般的には、離婚する際には別居という段階を踏んでから離婚するケースがあります。
でも、別居も環境が変わってしまうことになってしまうので、
子供への説明をどうするのか、というのも準備が必要になります。
あとは、経済的なことです。
養育費や財産分与など、離婚にからんでの経済的なことでの不安要素は、
とくに子連れ離婚では大きいです。
離婚したいと思いつつ、夫婦のどちらかが、離婚を言い出した後は、冷静に話し合うことが難しくなります。
特に、離婚後のお金のことについては話し合えないとこじれることも多いです。
離婚について話し合う前に家の財産チェックをしておいた方がいいです。
もし自宅などの不動産を所有しているのなら、最終的に離婚したとなるとお金の問題は、財産分与で清算、という方法をとります。
子連れ離婚では、当面のお金のやりくりもあるので、重要です。
ある程度、家にある財産を把握していると、心の余裕を持つことができます。
法律上、財産分与は、婚姻期間中に築いた財産を夫2分の1、妻2分の1の割合で分け合うのが原則です。
現在の自宅の価値と住宅ローンの残高はあらかじめ計算しておくと、有利に離婚条件を展開できる可能性があります。
ネットでならおよそ60秒で、かんたんに自宅の不動産価格がわかります。
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子連れ離婚の前に考えておきたいこと
離婚を考えているけど、子供がいるから心配なんですね。
子連れ離婚は勢いでしてしまうと、特に離婚後の
経済的な面でとても苦労してしまうことになってしまうからなんですよね。
子供がいるけど離婚したい んです!
子連れ離婚するけど、不安で悩んでいることはあるの?
子連れ離婚で一番の不安要素は、経済的なことだってことはなんとなく理解できるんです。
養育費とか生活にかかるお金とか、どうしても生きていくのにはお金が必要ですもんね。
そういったことも含めて、子連れ離婚のことで 相談できる人 がいないので、それも悩みのうちなんです。
子連れ離婚を考えているなら、相談相手によって今後どうなるかの大きな影響を受けることが多いですよ。
相談先を間違えてしまうと無駄な労力を使って後悔することにもなります。
離婚の相談をする相手次第で、離婚の方向性も決まってしまうものなんですか?
離婚の相談相手によって、結論が大きく違ってくるものですよ。
たとえば、すでに離婚したシングルマザーに相談すると、ひたすら離婚を勧められます(^^)
逆に、離婚経験のない友人なんかは、何でもうなずいてくれるけど、
想像がつかないからか、イエスマンで愚痴を聞いてくれるだけだったりします。
家庭裁判所の相談や市民無料離婚相談に行くと、
いきなり離婚後の手続きまでひたすら聞くことになってしまいます。
厳格な両親に相談なんかすると、
自分にある非をひたすら責められたりするときもあったりします。
その相談内容の影響を受けてしまって前向きになったり傷ついたりしてしまうこともあります。
なるほどですね?
子連れ離婚の相談だと、相談してもらうつもりだったのに、傷つけられたりすることも多くあるんでしょうね。
相談したのに逆に、傷ついたりするのはよく聞きますよ。
子連れ離婚のシングルマザーにアンケート調査した結果では、「離婚を誰に相談しましたか」という質問に対して、「誰にも相談しない」と答えた人がかなり多いんですね。
離婚の相談を誰にもしない人も多いんですね。
離婚をだれにも相談しないで自分で決意して、人によっては親にすら事後報告だったりします。
ただ、離婚の決意するまでには様々な思いに揺れて、時間がかかる人もたくさんいます。
その反対に、
人生の一大イベントでもある離婚で、しかも子供を連れて離婚したい!と思っているのに、
立ち止まらずに突っ走る方があぶないです。
準備をしないで勢いの離婚は、間違いなく後悔します。
だから、「離婚するしかないのかな?」とか「しょうがないなぁ」という気持ちでは絶対に離婚しても幸せになれません。
再婚したときの子連れ離婚の悩み
子連れで離婚すると、再婚 しても悩んでしまうこともあります。
今は子連れ再婚も多いですが、血縁関係のない親子関係が、突然生じるわけです。
アメリカでは「ステップファミリー」といって、当事者やカウンセラー、弁護士、研究者などのグループが、悩みの分析やカウンセリングもしています。
でも、日本では子連れ再婚家族になると両親もそろっているので、行政の支援もほとんど行われず、学校でも問題にされにくいんです。
そこで、壁にぶつかったり悩みを抱えているケースも多いです。
子連れ同士の再婚は、理解ある相手でも、その子どものことも考えられないと難しいこともあります。
→子連れ同士の再婚後「姓」の悩みで再び離婚することに【離婚体験談】
もし、離婚のメリットやデメリットを客観的に知りたいのなら、法律に詳しい弁護士等を訪ねることをおすすめします。
法的にスッキリすると、前向きになれて精神的にもポジティブになることもできます。
子連れでも離婚したいけど、法律的な解釈が必要なくらいの離婚の相談をしたいならば、最終的には弁護士に相談したほうがいいです。
→離婚したいと思った時に弁護士にする離婚の「相談」と「依頼」