理想の嫁とは・・・・
夫が変っても修正できる妻が理想の嫁
結婚は男女関係のゴールではない、というのはわかってはいるんですよね。
でも、理想の結婚生活 ってなかなか捨てきれないものです。
結婚生活の理想は男性側も、女性側もそれぞれ描いているものです。
実際の結婚生活が始まると、状況や環境は思い描いていた理想通りにいかないことが多いです。
そうなると、妻は
『夫のココが変ってくれれば・・・』
と期待半分、あきらめ半分の気持ちになります。
夫は子どもができて、まったく男性として扱わなくなった妻に、
『妻のココが変った・・・』
あきらめに。
理想の妻とは、結婚して変わった夫でも、当初の理想の結婚生活に固執し、
変えさせようとしたり期待せず、
妻自身が考えを修正して、幸せを感じられる妻のことなんですね。
ここでは、理想の妻とは結婚前後でどう変わるか、を中心に紹介します。
理想はOK!軌道修正できない妻とは離婚へ突き進む
結婚はゴールじゃない なんて使い古された言葉だけど、これってホンと、本質を突いていますよね。
妻の私への扱いは、結婚する前と結婚してからの生活を比べると、特に子供ができてから、ずいぶんと変わってしまったことがあるんです。
妻の方からすれば、男性はよく「釣った魚には餌をやらない」という例えで、
妻のことを言いますよね。
「うちの嫁は・・・」ってよく言っているのを聞きますしね。
結婚前は、結婚したら家賃の心配はいらないし、
たまに買ってきてくれるケーキだけで幸せになれる・・・なんて理想的なんでしょう・・・
なんて思っていましたけど、実際の結婚生活はそんな話とは程遠くて、不満が充満し始めています。
結婚したら、理想の反対の「現実」ばっかりですからね。
ところが、夫婦二人して、不満がどんどん溜まっていくと、いやな部分も気になって、
大好きだったはずなのに気持ちが陰ってゆくという悪循環にはまってしまって、
やはり離婚という道を選択する人もいるんです。
結婚したら変わるのは男以上に女性の方です。
妻からしてみれば、
結婚前は、
「ご飯だけ作ってくれたら、あとは○○だけしていればいいよ」
と言ってくれていた彼は 運命の人 に見えていたこともあったんですね。
二人が愛し合っていた時代は、互いに関心を持っているし、ちょっとでもいないと『寂しいな』と思ったし、
『ずっとくっついていたい』
と思っていた時もあったりしたものです。
その延長上で結婚してしまうと、
「理想の妻とは」「理想の夫とは」こうあるべき、と結婚しても考えを修正できず、幻想と記憶でいろいろなものが見えなくなってしまいます。
そもそも結婚生活自体は、期待通りにいきません。
理想の嫁だと思っていたのに、今では
「まるで子供みたい」
「家のことなんて何も考えてくれない」
「話なんか聞いてくれてない」
という言葉ばかり聞いていると、運命の人と思った自分を恥じてしまいますよね。
ベクトルが変わったときに、夫婦ともに結婚前の言葉を思い出して
裏切られた・・・・・
と思って結婚生活を続け、度が大きくなると仮面夫婦のようになっていたりします。
いつまでも結婚前の理想の結婚生活を望んでいる妻は、
- 「何があっても守ってやるって言ってくれたのに」
- 「別の人ならきっと、もっとうまくいったんじゃないの?」
と思い続けています。
実は、これって、自分がそんな昔のことに固執しているのにもかかわらず、
「相手は変わった」と言って、自分を擁護しているということに気がついていないだけです。
この時点で、現実を受け入れて、いい意味で修正できるのが理想の嫁なんですね。
当初、「理想の嫁とはこうあるべき」、と考えていた二人が理想の嫁は結婚後も、その状況に合わせて修正できる人です。
結婚前に結婚生活の理想や憧れだけに固執して、軌道修正できないと、離婚への道に進むことになります。
夫に変ってもらうことを期待しないのが『理想の妻』
『あたたかい理想と夢』だけで生きていける生活って、おとぎ話のような生活ですよね。
「あなたは、外でお仕事してくる。私は家庭を守る」
なんて、当たり前のように「私は理想の妻」と思っている妻がもっともやっかいです。
「私はこんな理想どおりになるように、理想の嫁として結婚生活をしているのに、夫は変わってくれない」
新婚当初に思い描いていた幻想から離れられず、夫に期待をして、価値観を押し付けているんです。
もう、「妻が家庭を守ることは美徳である」という時代はとっくに終わっていることに、自分のことになると気が付いていないんですね。
夫にしてみれば、そんな価値観を押し付けられて、すでに理想の妻とは180度違った考えをしているんです。
気遣いがあってやさしい女性、ケンカなんかになるはずがない。
そんな女性と結婚したつもりでも、現実は大違いなはずです。
夫に変ってもらうことを期待しているから、妻の方は幸せになれないんです。
相手の方が変化するかどうかで自分の幸福が決まるなら、決して幸福にはなれません。
なぜなら、結婚生活をしていれば、いつだって変ってもらわなければならない夫の嫌なところがたくさん出てくるからです。
夫も妻も、相手に変化を求める限りは、幸せな結婚生活を続ける事は難しいです。
だったら、自分が変るしかない、という結論になるときに、「離婚したい」という気持ちになるのは、当然ですよね。
「理想の嫁とは」の価値観が夫婦で根本的に違うなら、もう 離婚をどっぷり考えているかもしれませんね。
離婚したいと思いつつ、離婚を言い出した後は、夫婦二人が冷静に話し合うことが難しくなります。
こじれてメンタルがイライラし「離婚」も話し合えないとも多いです。
離婚について話し合うことがあるなら、その前に家の財産チェックをしておいた方がいいです。
大まかでいいのでまずは、この家に夫婦での財産が、どれくらいあるのかを把握することです。
その際には、現在の自宅の価値と住宅ローンの残高はあらかじめ計算しておくと、有利に離婚条件を展開できる可能性があります。
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一度しかない人生で理想を捨てる必要はない
今の夫婦生活が理想とは遠くても、現実はこんなもんだ、ってあきらめる必要はないと思うんです。
結婚生活の最大の秘訣って、二人の理想に向かって生活を少しずつ軌道修正できるかどうか、ってことでもあるからです。
ということは、離婚しない結婚生活の秘訣は、自分らしく生きていける状況を二人で作っていけるか、ってこと。
でも、あこがれとか理想って大切だと思うんですよね。
目の前の生活はちゃんとしなきゃいけないんだけど、「理想の妻」「理想の夫」や「理想の家庭」を全部捨てる必要はないですよ。
だって一度しかない人生ですからね。
結婚生活が破綻して離婚に向かっていってしまうかもしれません。
そんな思いが渦巻き始めたら止まらないですよね。
まだ先の長い今後の人生が気になりませんか?
相手の方に『変わってほしい』と期待だけして、自分だけは変らない都合のいい生活が、長く続くはずがないですよね?
今まで別々に生きてきた二人が一緒に生活するのに、夢みたいなことばっかりじゃ、やっていけないのは最初から明らかなことです。
お互いにいいとこ見せようとしてがんばってたって、そう長くは続かないものですね。
もう一度あのラブラブの夫婦仲をやり直すことができたら、また理想の夫婦になれるかもしれないですね。